審査員スペシャルインタビューVo.09 〜島田彩乃先生〜
国内外の若いピアニストたちにとって、新たな挑戦の場となる「国際ソリストコンクール ピアノ部門」。
今回で第2回の開催になります。
まだ始まったばかりのコンクールですが、
私たちはここを、演奏する人と聴く人がまっすぐにつながる場所にしていきたいと考えています。
このコンクールが特別なのは、“聴く力”と“導く力”を兼ね備えた『審査員』の存在です。
演奏技術だけでなく、その人がどんな音楽を奏でようとしているのか――
そんなところまで丁寧に耳を傾けてくださる、心ある先生方が揃っています。
このインタビューシリーズでは、審査にあたる先生方の音楽への想いや日常、
そして教育者としてのまなざしに触れながら、
これから舞台に立とうとする皆さんに、「このコンクールで挑戦したい」と思っていただけるきっかけをお届けしていきます。
コンクールを「試される場」ではなく、
「自分の音楽を届ける場」として感じてもらえるように――
そんな想いを込めて、お届けします。

ピアノの道に進みたいと思ったのは、何歳頃ですか?
その際、例えば学校(勉強・宿題など)とピアノの両⽴はどのようにされていましたか?
はじめは4歳の時。
家の引っ越しにより母が私のためのピアノの先生を新しく探したところ、音大に多くの生徒さんを送り込んでいる先生が近所にいらっしゃるという情報を得ました。
4歳の私は「厳しい先生だけどピアノちゃんとやる?」と聞かれ、「うん、やる!」と答えたことをなんとなく覚えています。
その後本当に勉強と悩んでピアノで行こうと決意したのは中学1年生の時でした。
小学生の時は担任の先生が理解のある方で、コンクール前などは授業をお休みしてもokとしてくださったので、一日中家で練習できました。
学校の勉強も好きだったので宿題も帰宅後すぐやっていました。
テストはいつも一夜漬けでした(笑)
オフの日は何をして過ごしますか?また長期の休みがあればどう過ごしたいですか?
とてもインドア派なので、基本的に家にいます。
映画を観たり、ゲームをしたり、練習をしてみたり…気ままに過ごします。時々ドライブなど。
長期の休みがあったら、海外旅行。イタリアかスペインへまた行きたいです。
今まで数多くのコンクールに参加されたかと思います。
その中で思い出したくもないくらい「やらかしてしまった…」と言う黒歴史はありますか?
思い出したくないほどの出来事はありませんが、"やらかし"は色々ありました。
今でもよく覚えているのは…
「繰り返しなし」という規定だったのに、直前に巨匠の音源を聴きすぎて体に染みついてしまったのか、本番思わず繰り返しをしてしまいました…!
ハッと気づいて、これはもうダメだ、と一瞬落胆しましたが、すぐに吹っ切れて逆に楽しく演奏できました。良い思い出、と思って帰ろうとしましたが、一応結果をチェックするとありがたいことに予選通過していました。
舞台袖で手が冷えて指が動かなくなってしまったことはありますか。
どのように対処しましたか。
また、指が冷えないオススメの方法があれば教えてください!
首の後ろが常に温かいので、舞台袖で指が冷えた時は首の後ろを触って温めています。
腕を回したり体を動かしていると、比較的指が冷たくなりづらいと思います。
本番前のルーティンはありますか。
(必ず〇〇を摂取するようにする・前日は何時間寝るようにする、など)
気休めですが、演奏前に栄養ドリンクを必ず飲みます。
それとハンカチは、あまり必要ないと思っても御守り代わりに舞台に持って出ることが多いです。
練習のモチベーションが下がったときはどうしてますか?
(生徒さんへのご指導も含めて)
無理に練習しても良い事はないと思っているので、練習したくなるまで他のことをします。
本番前などどうしても練習しなくてはいけない時は、とりあえずリズム練習などあまり頭を使わなくても良い練習をします。
演奏時に心掛けていることはありますか?(生徒さんへの助言も含めて)
客席へ響いていく自分の音をよく聴くこと。
インタビューご回答ありがとうございました。
島田彩乃先生のSNSもぜひチェックしてみてください。
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