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審査員スペシャルインタビューVo.07 〜石井楓子先生〜

  • 6月20日
  • 読了時間: 3分

国内外の若いピアニストたちにとって、新たな挑戦の場となる「国際ソリストコンクール ピアノ部門」。  

今回が記念すべき第1回の開催です。


まだ始まったばかりのコンクールですが、  

私たちはここを、演奏する人と聴く人がまっすぐにつながる場所にしていきたいと考えています。


このコンクールが特別なのは、“聴く力”と“導く力”を兼ね備えた『審査員』の存在です。  

演奏技術だけでなく、その人がどんな音楽を奏でようとしているのか――  

そんなところまで丁寧に耳を傾けてくださる、心ある先生方が揃っています。


このインタビューシリーズでは、審査にあたる先生方の音楽への想いや日常、  

そして教育者としてのまなざしに触れながら、  

これから舞台に立とうとする皆さんに、「このコンクールで挑戦したい」と思っていただけるきっかけをお届けしていきます。


コンクールを「試される場」ではなく、

「自分の音楽を届ける場」として感じてもらえるように――  

そんな想いを込めて、お届けします。



国際ソリストコンクール ピアノ部門の審査員スペシャルインタビュー


ピアノの道に進みたいと思ったのは、何歳頃ですか?

その際、例えば学校(勉強・宿題など)とピアノの両⽴はどのようにされていましたか?


ピアノをはじめたのは3歳ごろですが、本格的にピアニストの道について考えたのは12歳ごろです。でも紆余曲折あり、ずっといろいろと悩みながら過ごしていました。

学校や部活もめいいっぱい楽しみ、土日は桐朋の音教やピアノレッスンに行くのに使って、今思うとタフな子供時代を送っていたと思います(笑)



オフの日は何をして過ごしますか?また長期の休みがあればどう過ごしたいですか?


体を使って運動したり、映画を観て過ごしています。

(長期の休みがあったら) まだ行ったところのない僻地へ旅行に行きたいです。あとバイクの免許を取りたいです(笑)



今まで数多くのコンクールに参加されたかと思います。

その中で思い出したくもないくらい「やらかしてしまった…」と言う黒歴史はありますか?


黒歴史もたくさんありました。自分の出番直前でパニックを起こして涙が止まらなくなったこともありますし、純粋にまったく良い演奏ができず、コンクールの結果発表後、さみしい時間を過ごしたことも山ほどあります。



舞台袖で手が冷えて指が動かなくなってしまったことはありますか。

どのように対処しましたか。

また、指が冷えないオススメの方法があれば教えてください!


本番前はどうしても指は冷えてしまいます。

ギリギリまで温かい格好をするか、手袋をするなどしています。よく体のストレッチをすることかなと思います。



本番前のルーティンはありますか。

(必ず〇〇を摂取するようにする・前日は何時間寝るようにする、など)


本番当日はあまり食べられなくなってしまうので、前日にきちんと栄養をとり、体力を温存してゆっくり休めるよう心がけています。お肉をたくさん食べます!(笑)



練習のモチベーションが下がったときはどうしてますか?

(生徒さんへのご指導も含めて)


今までお世話になった師匠や、尊敬している方々が、今の自分の演奏を見て(聴いて)どう考えるだろう、と戒めます。とはいえ、モチベーションがさがってしまったら、しばらく時間をとって、好きなことをしたりボーっとすることも大事だと思います。



演奏時に心掛けていることはありますか?(生徒さんへの助言も含めて)


過去や未来を気にせずに、“今鳴っている音”そのものに集中することです。余計なことを考えずに、音楽の響きの中に没入していくこと、簡単なことではありませんが、心がけています。



インタビューご回答ありがとうございました。

石井楓子先生のホームページやSNSもぜひチェックしてみてください。


▼公式ホームページ


▼Instagram


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